24/07/2026
【建築紹介|今治市伊東豊雄建築ミュージアム シルバーハット棟】
愛媛県今治市、大三島。
先週ご紹介した今治市伊東豊雄建築ミュージアムを構成するもう一つの建物が、シルバーハット棟です。
シルバーハット棟は、1984年に東京・中野で伊東豊雄が設計した自邸「シルバーハット」を再生した建物です。初期の住宅作品から近年のプロジェクトまで、図面や模型、映像などを通して、伊東豊雄の建築の歩みをたどることができます。
アルミの半円筒形ヴォールト屋根が連なる特徴的な外観は、当時の住宅建築としては革新的なものでした。内部には家族がゆるやかにつながる空間が広がり、建物の中心には大きな屋外ワークショップスペースが設けられています。
オリジナルの自邸「シルバーハット」にも、「コート」と呼ばれる半屋外空間が設けられていました。内と外をゆるやかにつなぎながら、人が自然と集う場となっていたこの空間には、都市の住宅でありながら自然とのつながりを大切にする伊東豊雄のまなざしが表れています。その思想は、この建物にも息づいています。
シルバーハットが建築家としての原点を伝える建物なら、スティールハットは現在の活動を発信する拠点。二つの建物を通じて、伊東豊雄の建築思想や、その広がりに触れることができます。
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Photo by .jp
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