17/08/2026
✳️令和8年熊本地震
避難所支援活動
宇城市小川防災拠点センター避難所
8月10日から実質的に支援活動を開始した日本防災士会長野県支部は、8月14日夕方、第2陣(宇佐美・笠原)と現地で引継ぎを行いました。
第1陣(大久保・上野)は、15日、嘉島町、氷川町、八代市をまわり被災状況を確認。
午後、熊本市を出発して一週間ぶりの16日未明に帰還いたしました。
毎日、ホテルから避難所へ1時間30分かけて通っていたこともあり、走行距離は3,000kmを超えました。
今回の第1陣が、考え、議論し合い、被災地避難所現場で実践しては、考察してきたことを端的に伝えるとすれば下記のことに尽きると思います。
『受援力』と『避難所支援における最善観』
同じ災害が二つとしてないこと、避難所における支援の仕方も二つとして同じ方法ではない、ことの知識と覚悟は過去の経験知からもっていました。
今回、支援に入る前から、長野県からの情報として、被災地行政の受援体制についてはお聞きをしていました。
民間団体である日本防災士会長野県支部が、宮崎県、長崎県、宇城市役所の皆さんと連携して支援しながら、どのように信頼を得ていくのか?ということに対しては、単なる知識や経験だけではない、個々の感性や人間性を含めた次元のことであったと感じています。
長野県危機管理防災課の小豆畑係長の言葉をお借りすれば、
〈受ける側にもある程度の「受援力」がないと人余りが生まれるという課題が有ったように思います。本邦の仕組みでは被災地の行政権を外部が巻き取って対策を行うようにはなっておらず、あくまでも被災地が意思決定をして支援機関が動くので、意思決定が無ければ支援の手が止まります〉
全く現地において肌で感じてきた言葉です。
私と上野ブロック長は、この一週間、ほぼ毎晩、ここに対する議論を重ねる中で、その日、その時、現場において、「最善を尽くす」ということに懸命に取り組んだという自負があります。
昼間と夜間、毎日毎日、避難所運営管理者である市職員4〜5人が総入替するという現実の中でも、最善は何か?という中で、私たちが引継ぎ役にもなりながら、市役所の皆さんとの関係を築くことができたのではないかと思っています。
第2陣にバトンを渡しましたが、これからも運営者側の体制も変わっていくはずですので、なんとか第4陣まで支援の質を高めながら、被災者の皆さんのために少しでも寄り添う支援ができることを願うばかりです。
そして、ここから得た教訓を生かしていかなければならないと痛感します。
お世話になった皆さん、ありがとうございました。
支部長・大久保隆志
ブロック長・上野真由
#日本防災士会長野県支部