STOP the 薬物! 〜断る勇気が未来をつくる〜

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STOP the 薬物! 〜断る勇気が未来をつくる〜 厚生労働省「STOP the 薬物!~今日の自分が未来をつなぐ~」の公式アカウントです。薬物乱用についての正確な情報をわかりやすく発信していきます。
※個別のお問い合わせには対応していません

【夏休み前だからこそ、子どもたちに伝えたいこと】もうすぐ夏休み。子どもたちにとっては楽しみな季節ですが、学校生活とは異なる環境や人間関係の中で過ごす時間も増えていきます。SNSを利用する時間が増えたり、保護者の目が届きにくい場面が増えたりす...
16/07/2026

【夏休み前だからこそ、子どもたちに伝えたいこと】

もうすぐ夏休み。
子どもたちにとっては楽しみな季節ですが、学校生活とは異なる環境や人間関係の中で過ごす時間も増えていきます。SNSを利用する時間が増えたり、保護者の目が届きにくい場面が増えたりするこの時期は、自分の身を守るための知識について改めて考える良い機会でもあります。

薬物乱用防止教育は、薬物について知るだけではありません。

・正しい知識を身に付けること
・”おかしいな”と気付ける力を育てること
・困ったときに相談する力を身に付けること

こうした力を育てることも大切な目的の一つです。
そこで今回は、夏休み前によくある質問について考えてみたいと思います。

Q. 薬物は一度だけなら大丈夫ですか?
A. 大丈夫ではありません。
覚醒剤や大麻などの違法薬物は、一度使用しただけでも、持っているだけでも薬物乱用にあたります。
薬物の使用を繰り返すことで依存症につながる可能性があるほか、一度の使用で急性中毒を起こし、意識障害や呼吸障害など命に関わる健康被害が生じる可能性があります。

Q. なぜ「一度だけ」でも危険なのでしょうか?
A. 脳が薬物による快感や高揚感を記憶してしまう可能性があるためです。
薬物乱用を繰り返すことで依存が形成され、自分の意思だけでは使用をコントロールできなくなることがあります。薬物問題で大切なのは、依存症にならないことだけではなく、「最初の使用をしないこと」です。

Q. 大人は子どもたちに何を伝えればよいのでしょうか?
A. 「ダメなものは。ダメ」だけで終わらせないことです。
子どもたちが自分で判断できるようになるためには、
・なぜ危険なのか
・どのような健康被害があるのか
・誘われたときはどう断るのか
・困ったときは誰に相談するのか
といった具体的な内容を伝えることが大切です。また、薬物の恐さや危険性を必要以上に誇張するような表現は避けましょう。

薬物乱用を防ぐためには、知識だけではなく、正しい情報をもとに自分自身を守る判断ができる力を育てることが大切です。夏休みを前に、ご家庭や学校で「自分の身を守ること」について話し合うきっかけにしていただければ幸いです。

■出典・参考
厚生労働省 「薬物乱用防止普及啓発読本・薬物乱用防止啓発資材」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/other/keihatsushizaiichiran.html

厚生労働省 「ご家族の薬物問題でお困りの方へ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/other/kazoku_dokuhon.html

厚生労働省「令和7年度 薬物乱用防止指導員養成事業指導者用テキスト」

文部科学省・日本学校保健会 「薬物乱用防止教室マニュアル(令和5年度改訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/1297198.htm

■啓発情報・関連発信
最新の薬物乱用防止に関する情報は、以下のSNSでも随時発信しています。
・Instagram   :https://www.instagram.com/stopthedrug
・X(旧Twitter):https://x.com/StopTheDrug

【SNSと若年層―大麻乱用拡大の“最前線”】警察庁より「令和7年における組織犯罪の情勢」が公表されました。令和7年の薬物情勢では、若年層における大麻乱用の拡大とSNS等のオンライン環境の影響が重要なポイントとして示されています。統計によると...
15/06/2026

【SNSと若年層―大麻乱用拡大の“最前線”】

警察庁より「令和7年における組織犯罪の情勢」が公表されました。
令和7年の薬物情勢では、若年層における大麻乱用の拡大とSNS等のオンライン環境の影響が重要なポイントとして示されています。
統計によると、大麻事犯の検挙人員は6,832人(過去最多)となり、特に20歳代以下が全体の7割以上を占めるなど、若年層への広がりが顕著です。また、初犯者が72.6%と高い割合を占めており、「最初に手を出す薬物」として大麻が関与するケースの増加が指摘されています。

【入手経路は“スマホの中”】
若年層の大麻入手経路は大きく変化しています。
・20歳代以下の4割以上がインターネット経由
・そのうち9割以上がSNSを利用
これは、従来の対面型取引に加え、SNSのダイレクトメッセージや匿名アカウントなどを通じた非対面型の接触ややり取りが増加していることを示しています。

■指導のポイント
「知らない人とのやり取り」だけでなく、SNSなどの身近なオンライン環境が、場合によっては接点となるケースがあることを具体的に伝えることが重要です。

【危険性が軽視されている】
大麻の危険性に関する認識では、「全くない・あまりない」が53.6%と報告されています。
背景には、SNS等を通じて流通する

・「安全」「依存しない」といった誤情報
・断片的な情報による誤った理解

があると考えられています。また、特に若年層では、「かっこいい」「おしゃれ」「簡単に入手できる」といったイメージが先行し、リスク認識とのギャップが生じている傾向がみられます。

【きっかけは“特別ではない”】
初回使用の動機は「好奇心・興味本位」52.3%が最多となっています。「誘われて」というケースも多く、一部の特定の生徒に限られる問題ではなく、日常生活の中で誰にでも起こり得るリスクである点を理解しておくことが重要です。

【3つの視点】
・SNSは便利なコミュニケーションツールである一方、利用方法によってはトラブルや犯罪につながる可能性があること

・大麻に関する情報の中には誤解を招くものもあり、正しい知識に基づいた理解が必要であること
・きっかけは「特別な理由」ではなく、身近な好奇心や周囲の影響から始まる場合があること

重要なのは、単に禁止を伝えるだけでなく「なぜ誤解が生じるのか」「どのような経路で接点が生まれるのか」を具体的に示し、生徒自身が適切に判断できる力を育むことです。

大麻をめぐる問題は、特別な環境だけでなく、日常生活の中にも存在し得るリスクへと変化しています。
スマートフォンやインターネットが身近にある現在、薬物問題は特定の年代や環境に限られるものではなく、多様な背景の中で生じていることも踏まえ、偏りのない視点での理解と指導が求められます。

■出典・参考
警察庁 「令和7年における組織犯罪の情勢【確定値版】」
https://www.npa.go.jp/news/release/r7jyousei_shuusei.pdf

■啓発情報・関連発信
最新の薬物乱用防止に関する情報は、以下のSNSでも随時発信しています。
・Instagram
https://www.instagram.com/stopthedrug
・X(旧Twitter)
https://x.com/StopTheDrug

【これ、自分には関係ないと思っていませんか?】「そんなの、自分には関係ない」そう思っていることほど、実は一番気をつけないといけないのかもしれません。私たちは普段、このFacebookのほかにInstagramでも発信をしています。▶  ※画...
27/05/2026

【これ、自分には関係ないと思っていませんか?】
「そんなの、自分には関係ない」
そう思っていることほど、実は一番気をつけないといけないのかもしれません。

私たちは普段、このFacebookのほかにInstagramでも発信をしています。

 ※画像のような投稿をしています!

このアカウントでは、中学生〜大学生くらいの若い世代に向けて、薬物に関する「ちょっと気になる」「知りたい」という気持ちに対して、必要な情報を、なるべくシンプルにかつ正確に届けています。

「ダメ」という話だけではなくて、
・どういう流れで関わってしまうのか
・どんな言葉がきっかけになるのか
・断れなかったときに何が起きるのか
そんな、どこかで現実に起こりそうなことをベースにしています。

今は、気づかないうちにいろんな情報に触れる時代です。
だからこそ、必要なときにふと見返せるような場所があってもいいな、と思っています。

気になったタイミングで、必要な部分だけ見てもらえたら大丈夫です。


もし読んでみて「こんな内容なら誰かにも届いてほしい」と思ったら、身近な方にそっと共有してもらえると嬉しいです。

【「ゾンビたばこ」「笑気麻酔」などと呼ばれるものに注意!】最近、SNSなどを通じていわゆる「ゾンビたばこ」「笑気麻酔」と呼ばれる製品が広がっています。これらは危険な違法薬物を含む製品です。「知らなかった」「まさか違法だと思わなかった」そんな...
17/04/2026

【「ゾンビたばこ」「笑気麻酔」などと呼ばれるものに注意!】

最近、SNSなどを通じて
いわゆる「ゾンビたばこ」「笑気麻酔」と呼ばれる製品が広がっています。
これらは危険な違法薬物を含む製品です。
「知らなかった」「まさか違法だと思わなかった」そんなことが起きないよう、
正しい情報を知り、子どもたちに伝えることが大切です。

―――――――――――――――
■見た目にだまされないでください
いわゆる「ゾンビたばこ」「笑気麻酔」 などと呼ばれる製品は、違法薬物「エトミデート」 が含まれています。見た目や使用方法から危険性に気づきにくいケースがあるため注意が必要です。

「最近よく見かけるよ」
「みんな使っているよ」

などと誘われることがあっても、 安易に手を出さずに断りましょう
少しでも「おかしい」「不安」と感じたら、
きっぱり断る勇気が命を守ります。

―――――――――――――――
■法律面・健康面の両方で深刻です
エトミデートは、
医薬品医療機器等法で「指定薬物」 に指定されています。
そのため、 製造、輸入、販売、所持、購入、譲受、使用はすべて違法です。
また健康への影響も非常に深刻で、
意識障害、呼吸抑制、突然の体調悪化
など、命に関わる健康被害が起こる恐れがあります。

・絶対に購入・使用しない
・すでに使っている場合は、すぐにやめる
・使用後に異変を感じたら、すぐ医療機関を受診して下さい。

「大したことではないと思った」
——その判断が、取り返しのつかない結果につながることがあります。

―――――――――――――――
■相談できる場所があります
薬物の問題は、ひとりで抱え込む必要はありません。
秘密を守って相談できる窓口があります。
・友だちが誘われている
・自分が不安を感じている
・すでに使ってしまった
どんな場合でも大丈夫です。
相談することは、「自分を守る行動」に繋がります。
そのことを、ぜひ子どもたちにも伝えてください。

出典・参考:
厚生労働省|注意喚起(エトミデート)
国内未承認成分エトミデートを含む製品についての注意喚起
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212707_00026.html

厚生労働省|指定薬物の指定について
エトミデートが「指定薬物」に指定されたこと、違法行為の範囲について
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212707_00027.html

相談窓口について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/soudan.html

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【「一度だけ」が、子どもの将来を大きく変えてしまうことがあります】薬物の問題は、特別な家庭だけに起こるものではありません。思春期の好奇心、友だちからの誘い、学校や家庭でのストレスなど、きっかけはとても身近なところにあります。だからこそ、保護...
25/03/2026

【「一度だけ」が、子どもの将来を大きく変えてしまうことがあります】

薬物の問題は、特別な家庭だけに起こるものではありません。思春期の好奇心、友だちからの誘い、学校や家庭でのストレスなど、きっかけはとても身近なところにあります。だからこそ、保護者が正しい知識を知っておくことが、子どもを守る大切な力になります。
今回の記事では、薬物乱用がどのように薬物依存や薬物中毒につながっていくのか、また「渇望」と呼ばれる心の変化について、保護者の方に知っていただきたい基本的な知識をわかりやすくまとめています。子どもを守るための“知ること”の第一歩として、ぜひお読みください。

◆ 薬物乱用とは
【薬物乱用】とは覚醒剤や大麻、危険ドラッグなどの違法薬物を決められたルールに反して使用することを指します。これらは一度使っただけでも乱用にあたり、脳や心に強い影響を与え、依存や中毒につながる危険があります。
また、処方薬や市販薬であっても、病気の治療以外の目的で使ったり、決められた量や使い方を守らずに飲み過ぎたりする行為は薬物乱用に含まれます。「一度だけ」「少しなら大丈夫」という気持ちが、結果的に脳や体に大きな負担を与えてしまいます。

◆ 薬物依存と渇望、禁断症状
薬物乱用を繰り返すと、 耐性がついて【薬物依存】と呼ばれる状態になることがあります。これは、薬物を使いたい気持ちを自分の意志で抑えられなくなる状態です。脳の働きが変わり、薬物による一時的な快感を強く覚えてしまうため、本人の努力だけではやめられなくなります。
薬物依存には、精神依存と身体依存という側面があります。精神依存では、薬物を強く求めてしまう渇望(かつぼう)が現れます。「どうしても薬物が欲しい」という気持ちが突然湧き上がり、時間や場所を選ばず起こります。学業や家庭よりも薬物を優先してしまうことがあり、再び薬物を使ってしまう大きな原因になります。一方、身体依存では、薬物のある状態に体が慣れてしまい、使用をやめたときに体の不調が起こります。これを禁断症状(離脱症状)と呼び、手の震え、強い不安、不眠、吐き気などが現れることがあります。こうしたつらさを避けるために、本人は「やめたい」と思っても再び薬物に手を伸ばしてしまうことがあります。このように、精神的にも身体的にも薬物に縛られ、使用を止められなくなっている状態そのものが「薬物依存」です。

◆ 薬物中毒の危険性
薬物の使用によって起こる深刻な健康被害の一つが、薬物中毒です。薬物中毒には、現れ方の異なる急性中毒と慢性中毒があります。
【急性中毒】は、薬物を乱用した結果として起こるもので、依存の有無にかかわらず、一度に大量に使った場合などに誰にでも起こる可能性があります。意識を失う、呼吸が苦しくなる、けいれんを起こすなど、その場で命に関わる非常に危険な状態です。
一方、【慢性中毒】は、依存のある状態で薬物の乱用を繰り返すことによって起こる状態です。長い時間をかけて脳や体が傷ついていき、幻覚や妄想、感情の不安定さなどの症状が続くことがあります。症状が一時的に落ち着いて見えても、依存に基づく乱用が続く限り、再び悪化する可能性があります。

◆ 薬物の影響の現れ方を知ることが大切です
薬物の使用による影響は、一定の流れをもって現れます。
まず、薬物を乱用した結果として、一度の使用でも起こり得る急性中毒が現れることがあります。次に、薬物を使いたいという強い欲求(渇望)や、やめたときの不調(禁断症状)が現れ、薬物依存という状態になります。さらに、依存に基づいて乱用を繰り返すことで、脳や体が長期にわたって傷つく慢性中毒へと進んでいきます。
こうした影響の現れ方の違いを理解することが、早く気づき、早く対応するためにとても大切です。

◆ 家庭で気づけるサイン
表情が乏しくなる、生活リズムが乱れる、急に部屋にこもる、お金の使い方が変わるなどは、注意したいサインです。まずは話を聞く姿勢が大切です。早めに相談機関や医療につながることで、回復の可能性は高まります。
最初の一歩を防ぐこと、そして日頃から家庭で薬物の危険性を話し合うことが、子どもの未来を守る第一歩になります。
より詳しく知りたい方は、下記の出典・参考の記事や動画をご覧ください。

出典・参考:
厚生労働省「ご家族の薬物問題でお困りの方へ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/other/kazoku_dokuhon.html

政府広報オンライン(動画)
「たった一度の過ちがあなたの一生を台無しに。ストップ・違法薬物!」
https://www.gov-online.go.jp/prg/prg17357.html

国立精神・神経医療研究センター
「薬物依存症相談マニュアル」
https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/reference/index.html

令和7年度 薬物乱用防止指導員養成事業指導者用テキスト
  
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【ご存じですか?安心して相談できる窓口を】薬物乱用防止教室のなかで、あるいは困りごとを抱えているかもしれない子どもに向けて、「何かあった時には安心できる相談先に相談してください」と、相談窓口があることを伝えていらっしゃると思います。では、皆...
27/02/2026

【ご存じですか?安心して相談できる窓口を】

薬物乱用防止教室のなかで、あるいは困りごとを抱えているかもしれない子どもに向けて、「何かあった時には安心できる相談先に相談してください」と、相談窓口があることを伝えていらっしゃると思います。では、皆さんはご自身が担当されている、もしくはお住まいになっている地域の相談窓口についてご存じですか?
今回は、 身近な相談窓口と、窓口を伝える際に大切なことについてお伝えします。

■身近な相談窓口:精神保健福祉センター
 身近な相談窓口として、各都道府県等の精神保健福祉センターがあります。しかし、精神保健福祉センターがどのような機関なのかを知らない、よくわからないから相談できない、しづらいという子どもも多くいると思われます。
 精神保健福祉センターは、精神保健福祉法によって各都道府県に設置することが定められている施設で、主に以下の3つの活動をしています。

(1) 地域住民を対象に、こころの健康の保持と向上を目的とした相談受付や広報紙、
イベント等を通じた広報普及活動
(2) こころの病を持つ人の自立と社会復帰を目指して、
社会に適応していく力をつけるための指導と援助
(3) 精神保健福祉に関する専門的機関として、地域の保健所や関係諸機関の職員を
対象とする研修や、地域保健福祉の向上のための活動

相談窓口として紹介する際には、上記のような精神保健福祉センターの活動内容も合わせて伝えることで、安心して相談できる場所であることも伝えていきましょう。
また、精神保健福祉センターは、お住まいの地域によって「こころの健康センター」等の名称が使われていることもあります。一度、身近にある相談窓口について自身で確認してみることをお勧めします。

■窓口を伝える際に大切なこと
上記のような相談先を子どもたちに伝えることができても、実際に薬物乱用に関わってしまった際は、「相談したら捕まってしまうかもしれない」という恐れが大きく、相談をしたくても怖くてできない場合があります。精神福祉保健センターなどは、専門家が秘密厳守で相談を受け付けている場所であることを同時に伝えることで、安心して相談できる環境があることを伝えていきましょう。
また、もう1つ、大事なことは、そこが安心して相談できる場所であると、自信をもって勧めることです。そのためにも、一度ご自身の地域の相談窓口に連絡を取ってみることをお勧めします。実際に相談窓口の方と話すことで、相談窓口の方はどのような対応をしてくれるのかを知ることもでき、相談に来た子どもにも自信をもって勧めることができます。

いかがでしたか?今回は、安心して相談できる窓口についてお伝えしました。
その他にも、電話ではなく、SNSやチャット機能を使って悩みの相談ができる窓口もあります。「ここならば安心して相談していいんだよ」と、紹介できる相談先を確認しておくことで、せっかく相談をしてくれた子どもを不安にさせてしまう事のないよう相談先についても常にアンテナを張り、情報をアップデートしていってくださいね。

全国の相談窓口一覧はこちら
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubutsuranyou_taisaku/hoken_fukushi/index.html

出典:令和7年度 薬物乱用防止指導員養成事業指導者用テキスト
  
   令和7年度 薬物乱用防止リーフレット
  �https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001556545.pdf

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【薬物を使っていなくても症状が出ることがある現象をご存じですか?】薬物を使っていなくても症状が出ることがある現象をご存じですか?今回は、心理的なストレスや飲酒などが引き金となり、薬物を乱用していたころの感覚がよみがえってしまう、フラッシュバ...
29/01/2026

【薬物を使っていなくても症状が出ることがある現象をご存じですか?】

薬物を使っていなくても症状が出ることがある現象をご存じですか?
今回は、心理的なストレスや飲酒などが引き金となり、薬物を乱用していたころの感覚がよみがえってしまう、フラッシュバックについて取り上げたいと思います。

■フラッシュバックとは
 適正な治療や回復プログラム等によって薬物をやめて幻覚・妄想などの精神病症状が治まり、薬物を使用しない生活を送っていても、心理的ストレスや睡眠不足、疲労、飲酒等何らかの刺激が引き金となり、今は薬物を使用していないのにも関わらず 、突然、乱用していたころの感覚(幻覚、妄想、勘繰り、不安等)がよみがえってしまうことがあります。これをフラッシュバックといいます。

【フラッシュバックの特徴】
・誰にでも必ず出現するということではない
・乱用をやめて数年たってから起こることもある等、出現する時期やタイミングは予想不可
・程度や種類は千差万別で、生活の中の些細な刺激によって起こることもある
・本人がフラッシュバックとして自覚できる場合もある
・再乱用の引き金にもなり得る
・フラッシュバックが起きたとき必要なのはリラックスすることと休養を取ること

■薬物依存症からの回復
 薬物依存症は慢性疾患です。依存症は「完治させる」という考え方ではなく、薬物を使わない日を重ねながら自分の生活を整えていく「回復する」という方法がとられています。
 脳に記憶された薬物乱用の影響は一生涯消えることはなく、乱用をやめたとしてもふとした瞬間に薬物への欲求が呼び覚まされたり、乱用していたころの感覚がよみがえってしまったりすることもあります。薬物により変化した脳の回路を基に戻すのは非常に困難です。

 現在、日本における薬物依存症の治療・回復プログラムは、特定の医療機関や薬物乱用経験者らによる自助グループ等があります。さらに各地の精神保健福祉センターや保健所等でも認知行動療法を基にしたプログラムを実施しているところが増えています。しかし、前述のフラッシュバックや他の様々な要素をきっかけに再び乱用してしまうケースも多くあり、回復し続けることは決して簡単なことではありません。回復には多くの時間と労力が必要なのです。

出典:令和7年度 薬物乱用防止指導員養成事業指導者用テキスト
  
   令和7年度 薬物乱用防止リーフレット
  �https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001556545.pdf

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【4人に1人以上がSNSで薬物に関する投稿を目にしたことがあると回答!?】 近年、30歳未満の若年層による大麻の乱用の拡大が問題となっており、より一層の薬物乱用防止啓発が求められています。 厚生労働省では、若年層に対する広報啓発活動をより効...
25/12/2025

【4人に1人以上がSNSで薬物に関する投稿を目にしたことがあると回答!?】

 近年、30歳未満の若年層による大麻の乱用の拡大が問題となっており、より一層の薬物乱用防止啓発が求められています。
 厚生労働省では、若年層に対する広報啓発活動をより効果的なものとするため、若年層を対象に、「薬物乱用防止に関する調査」として、日本全国の18歳から29歳までを調査対象に令和7年9月12日から17日までインターネットでアンケート調査を実施しました。

 「4人に1人以上」という数字は、このアンケート調査で得られた結果です。
薬物による芸能人の逮捕に関する投稿や、Xやインスタグラムの「STOP the 薬物!」アカウントが発信する情報のように、薬物の危険性を訴える投稿だけでなく、中には、隠語を用いた薬物の密売に関する投稿を見たという回答もあり、SNSを使用して大麻などの入手に繋がる危険が若者の身近にあることが分かります。
 この記事をご覧になっている方には、薬物乱用防止指導員の方や小~高生のお子さんをもつ保護者世代の方も多くいらっしゃることと思います。今回は、若者世代には特に身近なSNS関連した情報を発信していきますので、ぜひご自身の情報のアップデートに役立ててみてください。

■インターネットから広がる薬物乱用■

 大麻の入手先を知った方法として、30歳未満では「インターネット経由」が4割以上を占め、そのうち9割以上がSNSを利用しており、SNS急速に普及したことにより、これまで以上に大麻の入手が容易になっている状況が伺えます。
 X(旧Twitter)などのよく知られたSNSで隠語を使って集客し、テレグラムなどより秘匿性の高いアプリへ誘導して密売されています。

■テレグラム(Telegram)とは?

 一定時間が経過すると通信履歴が消去される、スクリーンショットができない、送信者と受信者間でしか通信内容がわからない、自分のスマホに登録されている相手方のIDを削除すると、相手のスマホに登録されているこちらのIDも削除されるなどの機能を有する匿名性の高い無料のメッセージアプリです。
 秘匿性が高いことを利用し、密売人はX(旧Twitter)などで隠語や絵文字を使用した販売広告で集客し、テレグラムへ誘導、商談を進めるといった手法をとっています。
テレグラムの他にもシグナル(Signal)などといった秘匿性の高いアプリを使用しているケースも存在します。
 こういったアプリには、薬物の販売だけでなく、闇バイトのやりとりで使用され、犯行グループからの指示や個人情報を要求され脅迫されるなど、犯罪に巻き込まれてしまう危険性も潜んでいます。

■どんな隠語があるの?

 SNS上では文字や絵文字で薬物を表す様々な隠語が存在し、薬物販売を斡旋する広告に使われています。代表的なものでは、

大麻・・・野菜、クサ、リキッド、🥦(ブロッコリーの絵文字)、🍯(蜂蜜の絵文字)
覚醒剤・・・アイス、氷、シャブ、🍨(アイスクリームの絵文字)
MDMA・・・バツ(「×」、「罰」)、タマ(「玉」、「弾」)、エクスタシー
LSD・・・紙、神、ペーパー、エル、アシッド、🌈(虹の絵文字)

 こういった隠語や絵文字が薬物を表していることを知っておくことで、薬物乱用のシグナルにいち早く気づくことができます。

 いかがでしたか?インターネットやSNSは私たちの生活になくてはならない、とても便利なものです。しかし、その反面、SNSなどを経由して薬物乱用や犯罪に巻き込まれてまったり、正確でない情報により誤った知識を身に付けてしまうこともあります。また、薬物乱用に繋がるだけでなく、密売などの犯罪に加担するケースも発生しています。
 このような危険も潜んでいるということを知り、常に自身の情報をアップデートしていきましょう。
※この記事は2025年12月時点での情報をもとに作成しています。

出典:令和6年度における組織犯罪の情勢(警察庁)
  �https://www.npa.go.jp/publications/statistics/kikakubunseki/R6jyousei.pdf
  
   犯罪実行者募集の実態
  �https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/yamibaito/yamibaitojirei.pdf

   「薬物乱用防止に関する調査」の結果について(厚生労働省)
  �https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/001591731.pdf

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ゆめきちが全国矯正展の薬物乱用防止ステージに登場します。薬物乱用防止啓発訪問事業では学校への訪問講義や教材貸出のほかに、イベント資材貸出やイベントへの出展などもしています。12月6・7日に東京国際フォーラムで開催される、全国矯正展のイベント...
02/12/2025

ゆめきちが全国矯正展の薬物乱用防止ステージに登場します。

薬物乱用防止啓発訪問事業では学校への訪問講義や教材貸出のほかに、イベント資材貸出やイベントへの出展などもしています。
12月6・7日に東京国際フォーラムで開催される、全国矯正展のイベントステージにて、薬物乱用防止訪問講義特別版をすることになりました。
ステージには、オリジナルキャラクターである「ゆめきち」も登場します。
教材やSTOP the 薬物!公式サイトには登場していますが、リアルの「ゆめきち」に会える機会はあまりありませんので、ご興味のある方はぜひ足をお運びください!

イベント名:全国矯正展
ステージ開催日時:12月7日(日)14:00~14:30
会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区、JR線有楽町駅直結)
↓全国矯正展公式サイト
https://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei05_00240.html?gad_source=1&gad_campaignid=23198546868&gbraid=0AAAABB5jxm9qLHrxaHxl4yTYLwsN0nixb&gclid=CjwKCAiAlrXJBhBAEiwA-5pgwoSXwubrXpM-VgLxZ1bq803iu_FkTV9RcX8A1XueHI3e1ov422BDLBoC7pEQAvD_BwE

ーーーーーーーーーーー
【全国矯正展とは】
法務省と公益財団法人矯正協会が主催する、日本最大規模の刑務所関連イベント。
刑務所の役割や受刑者の更生努力を知る機会として、また地域社会との共生や再犯防止に向けた理解を深めるために行われています。
ステージのほか、受刑者が刑務作業で製作した家具、靴、雑貨、食品などの展示・販売コーナーもあり、作業製品は品質が高く価格も手頃で大変人気です(ブルースティックや横浜刑務所で作ったパスタなどご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか)。
刑務作業体験やVR刑務所見学、お子さま向けの企画コーナーもあります。
ーーーーーーーーーーー

当日は30分という時間設定のため特別版となりますが、通常の教材(小学生相当版)を使用して講義をします。
来場者は一般の方となりますので、幅広い年齢層向けて、より分かりやすく、特に大人の方には「今の子どもたちは学校で薬物乱用防止についてこのような授業を受けているんだ」と理解を深めていただけるような内容です。
本事業は、1回でも薬物乱用に至ることのないように、事実に基づいた正確な知識を提供して、青少年自身が「なぜいけないのか」「なぜ薬物乱用をするのか」「自分を大切にすること」について考えていく中で、薬物乱用を身近な問題と捉えて、もし直面しても適切な対応・行動がとれるようになることを目指しています。全国矯正展のステージを通して、今日の自分が「薬物乱用に至らない未来の自分」につながっていくと来場された皆さんに感じていただけるような講義をお届けしたいと考えています。

Address

東京都千代田区霞ヶ関1-2-2

1008916

Opening Hours

Monday 09:30 - 17:30
Tuesday 09:30 - 17:30
Wednesday 09:30 - 17:30
Thursday 09:30 - 17:30
Friday 09:30 - 17:30

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