29/08/2026
【アーティスト インタビュー】
ミィナ
市民ミュージカル
「わが街 inZushi~やっぱり逗子が好き~」
子どもたちが描く街の軌跡。
ミュージカルで繋ぐ逗子の歴史
逗子アートフェスティバル2026(ZAF)にて開催される市民ミュージカル「わが街 inZushi~やっぱり逗子が好き~」(2026年10月18日、逗子文化プラザ さざなみホール)は逗子市の歴史をたどる物語です。戦後の逗子が独立し現代に至るまでの激動を子どもたちが演じます。企画をするミィナさんはミュージカル歴38年のキャリアを持つ大ベテランです。この舞台への想いを伺いました。
逗子の歴史を体感する 事実に基づいた舞台
2026年10月18日に逗子文化プラザ さざなみホールでミィナさんたちが上演するのは、まさに逗子市独立からの歴史です。
1943年(昭和18年)、戦時中に当時の三浦郡逗子町は横須賀市と合併しました。
戦後、同地域は分離独立のため活動を開始。1950年(昭和25年)、横須賀市逗子町から三浦郡逗子町へと独立しました。さらに1954年(昭和29年)、三浦郡逗子町は逗子市となります。
脚本は史実に沿い、今では埋もれてしまった当時の事件にも光を当てます。
出演するのは、逗子市内の小中高生をはじめとする子どもたちに加え、プロのナレーターやコーラスも加わり、総勢約20名で舞台を作り上げます。
「演じる子どもたち自身に、自分が住む街がどんな歴史を辿って、今ここに自分がいるのかを知ってほしいと思っています。
もちろん、観客の皆さんにも逗子市の歴史を知ってもらいたい。
みながひとつになって『逗子っていいよね』と思えるような舞台にすることが目的です。
物語は現代と過去を行き来し重いテーマながら軽いコントも交えます。
なにより、子どもたちひとりひとりが舞台上で一番輝く瞬間が生まれるような演出を心がけています」(ミィナ)
戦後の荒っぽい時代と、現代の子どもたち
ミィナさんが演出上で苦慮していることがあります。
「文化のギャップです。物語には『ター坊』という人物が登場します。
ター坊はもちろん本名ではありません。あだなです。でも、今の小学校は『あだな』を禁止しています。だから、『あだな』という概念がない子どもがとうぜんいます」
ほかにも「アメ公」「ボットン便所」なんて言葉も悩ましいところです。
「ボットン便所なんて、体験している子どもはいないでしょう。もしかしたら水洗トイレすら全自動で自分で流すことをしないかもしれない。うわぁ、どうやって説明しよう……と悩んでます。その都度、子どもたちにわかる言葉をしぼりだしています」とミィナさんは笑顔。
「当時の背景を伝わる言葉で説明して、子どもたちには役柄の感情の流れを理解してもらえるように工夫しています。今を生きる子どもたちが時代の壁を乗り越え、歴史を体感することが大切だと思っています。皆で全力で表現する姿をぜひ、さざなみホールでご覧ください」
(取材・執筆・撮影 柿崎俊道)
3枚目:本人提供
【企画】
ミィナ
市民ミュージカル「わが街 inZushi~やっぱり逗子が好き~」
日時 / 2026年10月18日(日)
《午前の部》開場11:30 開演 12:00
《午後の部》開場14:30 開演 15:00
会場 / 逗子文化プラザホール1F「さざなみホール」
(神奈川県逗子市逗子4-2-10)
逗子アートフェスティバル2026
逗子アートフェスティバル2026
ZAF2026アーティストインタビュー
https://note.com/zafkouhou