東京諸島議員研究会 三宅会

東京諸島議員研究会 三宅会 三宅会は伊豆諸島・小笠原の町村議員65名の有志が集っています。 三宅会は東京都の島嶼部の議員を中心にした研究会であり、三宅正彦都議本人ではありませんので、本研究会として回答できないコメントなどは本ページ上では整理させていただきます。頂いた貴重なお声は事務局を通じて三宅都議と共有させていただいております。

7月16日、東京諸島議員の会・三宅会として、令和8年度の要望活動を行いました。都庁内の9部門に渡る局長室・教育庁室を訪問し、池田会長からの挨拶後に、栗本幹事長の進行のもと、局長・次長への要望書の手渡しと局長以下大勢の方々との意見交換も行うこ...
03/08/2026

7月16日、東京諸島議員の会・三宅会として、令和8年度の要望活動を行いました。
都庁内の9部門に渡る局長室・教育庁室を訪問し、池田会長からの挨拶後に、栗本幹事長の進行のもと、局長・次長への要望書の手渡しと局長以下大勢の方々との意見交換も行うことができました


要望書は各島に所属する三宅会会員から提案された要望をとりまとめたものになります。
(各課でのやりとりは写真にて説明します)

離島航路に関する不安や島での土砂災害による道路およびインフラへの被害などの問題が続いています。

本土と距離のある島しょ部であるからこそ、都庁内での予算編成や非常事態よりも前に、島の現状と課題を顔が見える関係で伝えることは非常に重要であると考えています。
三宅会ではこれからも積極的に要望・意見交換を続けていきます。

【三宅会視察レポート 後編 ~育てる産業を学ぶ~】視察の後半は、『養殖』『栽培』をテーマに、千葉県の房総半島に向かいました。初日8日に宿泊先にする竜宮城スパホテルを経営するホテル三日月が近隣に開設したエビの陸上養殖施設と、翌日9日は房総半島...
04/06/2026

【三宅会視察レポート 後編 ~育てる産業を学ぶ~】
視察の後半は、『養殖』『栽培』をテーマに、千葉県の房総半島に向かいました。

初日8日に宿泊先にする竜宮城スパホテルを経営するホテル三日月が近隣に開設したエビの陸上養殖施設と、翌日9日は房総半島南下した鴨川市にある大場蘭園を視察しました。

【閉鎖循環型のエビの陸上養殖】
千葉県木更津市にある龍宮城スパホテル三日月は、東京湾の広大な盤州(ばんず)干潟に接しており、手前右側は東京湾アクアライン、正面に富士山を眺められる立地にあります。

防疫、防災の観点から自産自消を掲げたサステナブルリゾートの第一弾事業として、車海老・バナメイエビの陸上養殖を2024年4月にスタートさせました。

水槽は5槽あり、車海老では年間2シーズン、バナメイエビでは年間3シーズンになるようです。
国内でふ化した稚魚を、各地から仕入れ、一万匹ずつ水槽に入れるそうです。
そこから歩留まりとして5000匹取れればいい方で、間引きしたエビは釣りエサにもなるようです。

設備はホテルとしての施設担当社員が自ら担当し、初期投資は3000万円ほどと聞きました。
販売単価はkgで4500円/kg、年間300万円ほど利益が出るような計画だそうです。

水槽の水は初回は海水を汲み入れましたが、閉鎖循環型養殖として循環処理し、温度・溶存酸素・PHなどを制御しています。
始まって2年経過ばかりですので、まだ事業全体としての採算は取れていないようですが、
自社の技術力を活かした施設作成・管理の技術が参考になりました。

【政治家/選挙にも身近な?蘭園】
翌日9日の昼前に、房総半島を南下し、房総半島の東西中心付近、鴨川平野の上流部分の山間に位置する大場蘭園を訪問しました。

山の斜面を活かしながら、上から下まで4000坪の敷地内で主にビニールハウスで管理しており、リゾート型の洋蘭園として訪問客にも対応されています。
3代目になる園主がこの地で洋蘭栽培を始めたとのことですが、まさに『時代の変遷を証明するかのような業種』という説明を受けました。

学校の入学式・卒業式・店の開店祝いのほか、我々議員にもなじみある?当選祝いなどの需要もあるようです。また、全国の洋蘭愛好家にも通信販売を含めて対応しているようです。選挙の日程にあわせた開花調整などにも高い管理技術が活かされています。
いただいた洋蘭を大事にしたい方などに、一区画で月18000円で洋蘭を預かる対応もしているようです。

また、この大場蘭園周辺には、区画ごとのオーナー制度の取り組みでも知られる棚田で有名な『大山千枚田』があります。東西方向として東京湾から太平洋に抜ける山間ですが、5月16日より東京都心から鴨川方面を往復する高速バス路線が運行されます。南北方向にも房総半島の背骨と言われる国道があり、これらが交わる近辺には無印良品の経営母体が指定管理を行う『みんなみの里』が話題となっています。
交通アクセスおよび地域の魅力と外部からの活力の相乗効果で、より注目されていくエリアであると思われます。

【全体を通じて】
一次産業を積極的に振興していくことに際して、地域の立地や事業者自らによる施設管理、そして事業の意欲など具体的に議員一同共有することが出来た場でした。

東京島嶼議員研究会 三宅会は、本土からも学び・島を越えて学び会う議員の関係性を大事にして、今後も研修・政治活動を続けていきます。

【三宅会視察 前編 ~島にとっても大事な水を学ぶ~】毎年開催されている三宅会の視察(会費制)ですが、今年度は関東近郊一泊二日の旅程となりました。総会の翌日、5月8日の朝から島しょ会館に集合した三宅会会員34名および三宅都議は、貸し切りバスに...
30/05/2026

【三宅会視察 前編 ~島にとっても大事な水を学ぶ~】

毎年開催されている三宅会の視察(会費制)ですが、今年度は関東近郊一泊二日の旅程となりました。
総会の翌日、5月8日の朝から島しょ会館に集合した三宅会会員34名および三宅都議は、貸し切りバスにて金町浄水場に向かいました。

金町浄水場は、東京都の東端である江戸川から取水しており、葛飾区・墨田区を中心とした23区内東側に広く給水事業を行っている重要な浄水場です。敷地は27万平方mにおよび一日あたり150万立方mの高度浄水処理能力を有しています。

金町浄水場は東京都水道局が管理するもので、現地では東京都水道局の総務部・浄水部の皆様、そして金町浄水場の皆様から手厚い説明を受けることができました。
近隣の学校でも社会科見学に訪れる浄水場大会議室での全体説明後、二班に分かれて施設内見学・高度浄水処理の実験見学および水道水の試飲を行いました。

大正15年8月に江戸川上水町村組合が給水を開始して以降、水需要の増加に伴い最新の技術を取り入れつつ、拡張改良工事を続けてきました。特に昭和50年頃から水質悪化のため水道水にかび臭がするとの苦情が多くなったため、三期にわたる工事を経て、平成25年に全量を高度浄水処理することが可能となりました。

実際の浄水の工程ですが、都心を流れる江戸川から水を取り込む取水塔(写真参照)から始まり、土砂を沈める沈砂池を経て、1)薬剤添加によって濁りの成分をお互いに固めて沈降沈殿させる高速凝集沈殿池と続きます。

高度浄水施設として、2)オゾン(気体)を底部から吹き込んで接触させ、その酸化分解で匂いの原因物質などを除去するオゾン接触池を経て、3)活性炭粒子の層の上から下へと処理水を流し、吸着作用と微生物の力で汚濁物質を分解除去する活性炭吸着池などからなっています。
この1)と2)の処理を、大会議室で分かりやすく実演してくださいました。

施設内見学においても、オゾンを高電圧で発生させる装置が間近で見られたり、ガラス窓を介して、オゾン吹き込みにより処理水の色が段階的に綺麗になっていく様子や活性炭を充填した吸着池の仕組みを観察できたりすることで、高度浄水処理の原理と効果が良く理解できました。

その後は、再び大会議室に集まり、充実した質疑応答の時間を頂きました。
水資源に乏しい島の議員からは、高度浄水処理に対する憧れと同時に、島で導入できる水資源確保の技術や水処理技術に対して、きめ細かい質問がありました。

最後は入口で記念撮影をさせていただき、充実した視察を終えることができました。

金町浄水場近くの柴又帝釈天周辺での昼食や自由時間を経て、視察後編に続きます。

【三宅会の今年度の活動が本格的に始まります!】連休明けの5月7日の11時半より東京都都議会議事堂の会議室にて、59名の会員が出席して三宅会総会が開会されました。『総会』だけでなく、続けて『東京都予算に係る主な事項』の説明を受けられる貴重な機...
28/05/2026

【三宅会の今年度の活動が本格的に始まります!】

連休明けの5月7日の11時半より東京都都議会議事堂の会議室にて、59名の会員が出席して三宅会総会が開会されました。

『総会』だけでなく、続けて『東京都予算に係る主な事項』の説明を受けられる貴重な機会であります。

【三宅会総会】
総会では、まずは中村佳一副会長の開会の辞に続き、池田望会長の会長挨拶が行われました。
続いて来賓である三宅正彦都議にあいさつをいただき、議事に入りました。

総会では新規加入会員の紹介・役員選任の承認のほか、令和7年度決算、令和8年度予算・事業計画を審議しました。
幹事長には栗本道雄(御蔵島)、副幹事長には沖山肇(三宅島)、監事には鶴崎勝彦(大島)、筆頭理事には谷寿文(三宅島)が就任しました。
新役員・理事の挨拶の後、奥山幸子副会長による閉会の辞で終了となりました。

新しく加入した会員ともお互いに顔を覚える機会でもあり、会の運営と意識を共有する重要な機会でもあります。
役員として多くの島外活動を担える議員は限られる一方、東京都などへの要望活動に同行できる人数にも制限があり、引き継ぎを見越した共有も重要です。そこで無理なく町村単位で複数人が参加できる費用負担体制を整えました。

【東京都・島嶼部に関わる予算説明会】
総会を閉会した後は、東京都予算に関わる主な事項(島しょ関係)の説明と質疑応答の機会となります。
東京都総務局 行政部長の挨拶から始まり、各担当部長・課長ら14名にお越し頂きました。

予算説明の冒頭は、年々増額傾向である市町村総合交付金(今年度718億円・昨年度705億円)となりまして、他にも各予算の説明を受けましたが、重点的なやりとりがされたものをご紹介します。

・青ヶ島陸上部光ファイバーケーブル架空線区間解消工事
令和7年10月の台風により、青ヶ島にて架空線(空中に張り渡された電線)で損傷が発生し、一時的に側溝に敷設する対応などを行っていました。令和8年度は現地調査、測量、設計業務等を実施し、令和9年度から架空線区間解消工事を実施予定です。
議員からは、側溝での管理には後々に不具合があると指摘がありました、地中化がベストで長期的には視野に入れているものの、現状は側溝で対応しているとの回答でした。

・島しょ妊産婦用宿泊施設確保(保健医療局:新規:0.3億円)の事業は、
都立広尾病院で出産予定の妊産婦が利用できる同病院に7部屋365日宿泊施設を確保するもので。利用者の負担金額は1000円/泊の見込みです。
議員からは、ハイリスク出産や里帰り出産で広尾病院にて出産しない場合でも利用が可能かという質問がありましたが、現時点ではその支援は対象になっておらず、検討したいとの回答でした。

・島しょ水道強靱化に向けた実態調査
水道事業では、島しょの町村が実施する水道事業の持続性確保(主に漏水対策など)に向け、新たな協議会を立ち上げてます。まずは6人ほどのチームで全島に年1回訪問調査を行い、2年間で施設現況や維持管理の課題を抽出し、中長期的な整備の戦略や運営方法の改善策を提案していく予定です(課題抽出にはコンサルタント委託も活用)。
議員からは、利島や三宅島での水道水の確保や質の問題の質問がありましたが、今回は施設の老朽化の深刻度や漏水対策などが主な調査項目であるとの回答でした。合わせて翌日の三宅会視察の金町浄水場の説明を受けることができました。

会場では、各島議員からの質問も多く予定時間を越えてしまうほどでした。それでも足らず、三宅都議に個別の訪問をセッティングしてもらった議員も居ました。

東京諸島議員研究会 三宅会では、議員同士の意識を、各島を越えて、都や国へつなげて行く活動を続けていきます。

04/05/2026

ページ名および管理方針を更新いたしました。
連休明け5月7日に総会、8・9日に研修会を実施予定です。
今後とも三宅会および所属会員をよろしくお願いします。

三宅会は東京都の島嶼部の議員を中心にした研究会であり、三宅正彦都議本人ではありませんので、本研究会として回答できないコメントなどは本ページ上では整理させていただきます。頂いた貴重なお声は事務局を通じて三宅都議と共有させていただいております。

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