22/07/2026
第44期鳥取学出前講座の第4回テーマは「史料に見る明治初期の鳥取県-廃藩置県から合併、そして再置へ-」。
鳥取県は、9月12日を「とっとり県民の日」としています。
ご存じの方も多いとは思いますが、明治政府による廃藩置県で、鳥取藩は鳥取県となりましたが、その後、島根県に一度併合されています。
「とっとり県民の日」は、鳥取県再置運動が実を結び、再び鳥取県が設置された日です。
今回の講座では、こうした廃藩置県から鳥取県再置までの動きを資料を交えながらお話いただきました。
廃藩置県により鳥取県になった時は、兵庫県の播磨の一部が鳥取県となっていたことや、島根県の隠岐が鳥取県に編入された経緯、なくなったのが鳥取県だけではなかったことなど、中には初めて知るようなこともあったようで、皆さん興味深く聞いておられました。
鳥取県が再置されたのは9月12日ですが、実際に島根県から土地・人民が移管されたのは11月24日なのだそうです。
この日も鳥取県にとって非常に大事な日です。
この後、明治政府はさらに府県を統廃合する府県廃置法律案の成立に向けて準備していたことがあるそうです。
この法律案は否決されましたが、鳥取県は因幡と伯耆で別の県となる案でした。
せっかく再置された鳥取県が、またさらになくなっていた可能性があったことには、びっくりさせられました。
鳥取県が再置されて、今年で145年。「とっとり県民の日」には郷土について考えるきっかけづくりとして県内公立施設の無料開放や利用料の割引などの実施や関連イベントが開催されます。
この機会に、ふるさと鳥取県を見つめ直してみましょう。
さて、次回は、8月20日(木)14時~です。
次回のテーマは「地元紙は地域の「戦後80年」をどう見つめたか~52回の文化面連載と27回の証言記録を振り返る」です。
鳥取県の地元紙「日本海新聞」に関するお話です。ぜひ御参加ください。(受講料:1回千円)
https://www.pref.tottori.lg.jp/40128.htm