篠山城大書院(丹波篠山市4文化施設)

篠山城大書院(丹波篠山市4文化施設) 篠山城や大書院、丹波篠山市4文化施設のイベント情報を発信致します!

篠山城大書院
慶長14年(1609)、徳川家康の命により西国諸大名が動員されて築かれた篠山城大書院は天守閣のなかった篠山城の 中核をなす建物でした。廃藩置県後の廃城令によって日本各地の城の多くが破却されるなか、大書院は 難を逃れたものの、昭和19年(1944)1月6日の夜に惜しくも焼失してしまいました。 その後、篠山市民の熱い願いと尊い寄付によって平成12年(2000)4月に再建が成り、かつての姿を取り戻すことができました。

HP⇒http://www.withsasayama.jp/REKIBUN/osyoin_top.htm
ブログ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/osyoin
Twitter⇒https://twitter.com/osyoin?lang=ja
Instagram⇒https://www.instagram.com/osyoin_sasayama

castle/

篠山市4文化施設
(篠山城大書院、篠山市立歴史美術館、武家屋敷安間家史料館、篠山市立青山歴史村・丹波篠山デカンショ館)
◎入館時間 9:00~17:00(受付終了16:30)
◎休館日 月曜日(祝祭日の場合は開館・翌日休館)・年末年始(12/25~1/1)

[安間家歳時記] 第八回  二十四節気【大暑(たいしょ) 】新暦 七月二十三日~八月六日頃旧暦   水無月(みなづき) 六月十日~水無月(みなづき)六月二十四日頃子どもたちは夏休みに入り、各地でお祭りのニュースも賑わい始めました。連日の35...
24/07/2026

[安間家歳時記] 第八回  二十四節気【大暑(たいしょ) 】
新暦 七月二十三日~八月六日頃
旧暦   水無月(みなづき) 六月十日~水無月(みなづき)六月二十四日頃
子どもたちは夏休みに入り、各地でお祭りのニュースも賑わい始めました。連日の35度以上の気温が続き、熱中症予防策も欠かせません。気象庁が定義している暑さの予報用語は
夏日(なつび): 最高気温が25℃以上の日。
真夏日(まなつび): 最高気温が30℃以上の日。
猛暑日(もうしょび): 最高気温が35℃以上の日。
酷暑日(こくしょび): 最高気温が40℃以上の日。
熱帯夜(ねったいや): 夜間も気温が下がらず、最低気温が25℃以上の日。酷暑日という言葉が気象庁により定義されたのは今年4月。今年の夏もこの「酷暑日」が使われる機会が増えそうです。
一年を二十四等分した二十四節気は立春を始まりとします。一番目の立春、二番目の雨水(うすい)、三番目の啓蟄(けいちつ)、四番目の春分、五番目の清明(せいめい)、六番目の「穀雨(こくう)」、七番目の「立夏(りっか)」、八番目の「小満(しょうまん)」、九番目の 「芒種(ぼうしゅ)」  、十番目の「夏至(げし)、十一番目の「小暑」が過ぎ、昨日からは「大暑(たいしょ)」の時季となります。
大暑とは、最も暑い真夏のころのこと。土用のうなぎ、風鈴、花火と、風物詩が目白押しの季節です。

丹波篠山の一大イベント丹波篠山デカンショ祭が今年も八月十五、十六日に篠山城三ノ丸広場で開催されます。会場周辺にはちょうちんが吊られ、いよいよ今年も祭が近づいてきた!というワクワク感が日に日に増しています。

武家屋敷安間家史料館の庭を歩いてみると、木の幹に張り付いているセミ、紫陽花の葉の裏にはセミの抜け殻、桜の葉っぱにはかたつむり。東庭ではヒヨドリが水分補給中でした。生き物たちも厳しい暑さをしのぐ場所をさがしているのかもしれませんね。見上げると青い空に白い雲、その下にたたずむ茅葺きの武家屋敷はとても存在感を感じます。

暑さでバテ気味の方も多いでしょうか。今年の夏の土用の丑の日は七月二十六日。鰻を食べて夏を乗り切る力をチャージしたいですね。ひと足お先に鰻丼いただきました🙏

Seasonal Reflections on "Taisho" at the Anma-ke Samurai Museum
What is "Taisho"? Following Shosho (Lesser Heat), we welcome Taisho (the Greater Heat), the twelfth solar term. Lasting from late July to early August, it marks the height of midsummer. This is a season packed with traditional features, such as eating eel on Doyo no Ushi no Hi, listening to wind chimes, and watching fireworks.
As summer vacation begins, news of lively festivals pops up across the country. With temperatures consistently exceeding 35°C day after day, taking precautions against heatstroke has become essential.
In Tamba-Sasayama, excitement is building for our major annual event, the Tamba-Sasayama Dekansho Festival, held on August 15th and 16th. Lanterns are already being hung around the venue, signaling that the festival is finally just around the corner.
In the museum garden, local wildlife like cicadas and birds can be seen seeking shade from the intense heat. Looking up, our majestic thatched-roof samurai residence stands with a striking presence against the crisp blue sky and white clouds.

#武家屋敷安間家史料館 #安間家歳時記 #二十四節気 #丹波篠山 #旧暦のある暮らし

昨年11月に篠山城大書院で初の開催となった「篠山大謡(ささやまおおうたい)」。昨年大変好評をいただき是非次回があれば参加したい、というお声も頂戴しました。今年も開催します!================================『「...
22/07/2026

昨年11月に篠山城大書院で初の開催となった「篠山大謡(ささやまおおうたい)」。昨年大変好評をいただき是非次回があれば参加したい、というお声も頂戴しました。

今年も開催します!

================================
『「篠山大謡」~ココロミガクノウガク。ミライエガクノウガク。~』
================================
本番開催日時:2026年11月15日(日)14:00~
能楽観世流シテ方・上田宜照
謡曲「猩々(しょうじょう)」

主催: 篠山大謡実行委員会・ウイズささやま
協力: ホロンピアホテル、瓦照苑
集金方法: お稽古会にて現金でお支払いください。
申込方法: Google Formもしくはお電話、メール
問い合わせ:廣瀬(ヒロセ)TEL 080-8940-1575
      メール [email protected]

下記3回の「お稽古会」に参加できる18歳以上の男女
❶10/21(水)❷11/4(水)❸11/11(水)
各日「昼の部」14:00~15:30、「夜の部」19:00~20:30
ホロンピアホテル 宴会場 (兵庫県丹波篠山市中野76-4)
お一人@1万2千円(税込)(3回のお稽古と本番への参加すべてを含みます。)
50名(参加人数が50名に達しない場合、中止とする場合があります。)

3回のお稽古の後、本番に臨んでいただきます。昨年のお稽古は夜の部のみでしたが、今年は新たに昼の部のお稽古時間も設けました。ご自身のご都合に合わせてお選びいただけます。

江戸時代、10人に1人が能のお稽古をしていたと言われていた丹波篠山。その文化の“記憶”を現代に蘇らせ、もう一度この地に「謡いのまち」の息吹を取り戻したい。篠山大謡には、そんな願いが込められています。

ミライエガク、ココロミガク体験を是非わたしたちと共に。観る側から出る側へ、皆様の新たな第一歩をお待ちいたしております。

募集チラシは丹波篠山市4文化施設(篠山城大書院、青山歴史村、武家屋敷安間家史料館、歴史美術館)他、丹波篠山市民センター、丹波篠山市役所、観光案内所、市内一部店舗などに配架しております。

当インスタのプロフィール欄にお申込みフォームのリンクがございますのでご利用ください。

堅苦しく考えず、大謡うたってみたい!大謡うたいたい!と思われた方は是非是非ご参加くださいませ。皆様のご参加、心よりお待ちいたしております。

#篠山大謡 #篠山城大書院 #猩々 #能楽

15/07/2026

毎日うだるような暑さが続いています。7/7の小暑から暑中に入り、まさに夏真っ盛りという暑さです。

武家屋敷安間家史料館にご来館のお客様の多くに「屋敷の中は意外と涼しいですね」と言っていただきます。雨戸を全開にしておりますので風通しがよく、外の暑さから中へ入ると少し涼しさを感じでいただけるようです。

夏の暑さの中でも少しでも涼を感じでいただける音色を皆様にお裾分け♪

王地山焼の青磁の風鈴の音は耳から涼しさを届けてくれます。風でゆらゆらと揺れて美しい音を奏でてくれます。


武家屋敷安間家史料館の庭には2004年に作られた「丹波水琴窟」がございます。深さ1.2mの地中に縦横約65センチの丹波焼の甕が、底に穴を開け、伏せた状態で埋められています。

石の上に水をかけると、甕にしたたり落ちる水が反響し、高音の優しい音色が響きます。

是非、涼しげな音を聞きに武家屋敷安間家史料館へお出かけください。

#武家屋敷安間家史料館 #丹波篠山 #丹波水琴窟 #水琴窟 #王地山焼

[安間家歳時記] 第七回  二十四節気【小暑(しょうしょ) 】新暦 七月七日~七月二十ニ日頃旧暦  皐月(さつき)五月二十三日~水無月(みなづき)六月十日頃近畿地方は梅雨明けが発表されました。いよいよ暑い夏がやってきます。昨日は新暦七月七日...
08/07/2026

[安間家歳時記] 第七回  二十四節気【小暑(しょうしょ) 】
新暦 七月七日~七月二十ニ日頃
旧暦  皐月(さつき)五月二十三日~水無月(みなづき)六月十日頃

近畿地方は梅雨明けが発表されました。いよいよ暑い夏がやってきます。昨日は新暦七月七日の七夕でした。武家屋敷安間家史料館でも本日まで七夕の節句を開催いたしました。ご来館の皆様が思い思いに短冊に願いを書いてくださいました。皆様の願いが叶いますように✨

一年を二十四等分した二十四節気は立春を始まりとします。一番目の立春、二番目の雨水(うすい)、三番目の啓蟄(けいちつ)、四番目の春分、五番目の清明(せいめい)、六番目の「穀雨(こくう)」、七番目の「立夏(りっか)」、八番目の「小満(しょうまん
)」、九番目の 「芒種(ぼうしゅ)」  、十番目の「夏至(げし)が過ぎ、昨日からは「小暑(しょうしょ)」の時季となります。

小暑とは、梅雨が明けて本格的に夏になる頃のこと。この小暑から立秋になるまでが「暑中」で、暑中見舞いの時期です。

まさに暦通り梅雨明けとなりましたね。安間家の東側の庭には薄紫のギボウシが咲いています。ギボウシの名前の由来は、つぼみの姿が橋の欄干にある擬宝珠(ぎぼし)と似ていることや、葱坊主に似ていることから生まれたという説があるそうです。江戸時代には観賞用として大ブームになったとか。朝開いて午後にはしおれてしまうという儚い命の一日花です。

安間家史料館から程近い篠山城南堀の篠山城蓮も咲き始めています。今年は例年より開花が遅く、蕾も少ない気がします。蓮は早朝に開花しお昼前には閉じてしまい、わずか4日で散ってしまいます。見頃は短く儚いですが、美しい蕾や花の存在感には圧倒されます。是非丹波篠山の夏の風物詩の蓮をご覧ください。篠山城では夏限定で蓮の切り絵御城印を発売中です🪷

Seasonal Reflections: Shōsho (Lesser Heat) at the Anma-ke Samurai Museum
What is "Shōsho"?
Following the Summer Solstice, we welcome Shōsho (Lesser Heat), the eleventh solar term. This marks the official end of the rainy season and the arrival of true summer. To celebrate the season, the Anma-ke Museum recently hosted Tanabata (the Star Festival), filling our garden with visitors' heartfelt wishes written on colorful paper strips.
Fleeting Blossoms of Early Summer
In our eastern garden, pale purple Gibōshi (plantain lilies) are now in bloom. Popular since the Edo period, these fleeting "one-day flowers" open beautifully in the morning and wither by afternoon.
Just a short walk away at the Sasayama Castle southern moat, the historic lotuses are also beginning to wake. Opening at dawn and closing before noon, these magnificent flowers last only four days. To mark this classic summer scene, Sasayama Castle is currently offering a limited-edition summer paper-cut Gojō-in (castle stamp) featuring a lotus design. 🪷
Escape the summer heat and find a moment of historic serenity at the Anma Family Samurai Residence Museum.

#武家屋敷安間家史料館 #安間家歳時記 #二十四節気 #丹波篠山 #旧暦のある暮らし

青山歴史村 体験ワークショップのご紹介丹波篠山市4文化施設(篠山城大書院・武家屋敷安間家史料館・青山歴史村・歴史美術館)では、施設ごとに展示品や歴史背景にちなんだ、趣向を凝らした体験ワークショップをご用意しております。青山歴史村では大変珍し...
24/06/2026

青山歴史村 体験ワークショップのご紹介

丹波篠山市4文化施設(篠山城大書院・武家屋敷安間家史料館・青山歴史村・歴史美術館)では、施設ごとに展示品や歴史背景にちなんだ、趣向を凝らした体験ワークショップをご用意しております。

青山歴史村では大変珍しい「香り」にまつわるワークショップをお楽しみいただけます。お手軽なものから本格的なものまで、お時間やご興味にあわせてお好きな体験をお楽しみください。香りづくり体験や香り遊びの梅コースは当日受付も可能です。(ただし予約状況などによりましてはお受けできない場合もございます)

是非丹波篠山での思い出づくりに是非ご利用ください。
詳しくはウイズささやまの体験詳細ページ、ご予約ページをご覧ください。

#青山歴史村 #丹波篠山 #香りづくり #香り遊び #香道体験

[安間家歳時記] 第六回  二十四節気【夏至(げし) 】新暦 六月二十一日~七月六日頃旧暦  皐月(さつき)五月七日~五月二十二日頃梅雨真っただ中のこの時期。じめじめとした空気で気分も憂鬱になりがちですが、雨に濡れながら美しく咲く紫陽花のグ...
20/06/2026

[安間家歳時記] 第六回  二十四節気【夏至(げし) 】
新暦 六月二十一日~七月六日頃
旧暦 皐月(さつき)五月七日~五月二十二日頃

梅雨真っただ中のこの時期。じめじめとした空気で気分も憂鬱になりがちですが、雨に濡れながら美しく咲く紫陽花のグラデーションは私たちの心を癒してくれます。

一年を二十四等分した二十四節気は立春を始まりとします。一番目の立春、二番目の雨水(うすい)、三番目の啓蟄(けいちつ)、四番目の春分、五番目の清明(せいめい)、六番目の「穀雨(こくう)」、七番目の「立夏(りっか)」、八番目の「小満(しょうまん
)」、九番目の 「芒種(ぼうしゅ)」 が過ぎ、本日からは「夏至(げし)」の時季となります。

夏至とは、一年で最も日が長く、夜が短いころのこと。これから夏の盛りへと、暑さが日に日に増していきます。

この時期の丹波篠山市の日の出は午前4時半前、日の入りは19時ごろ。実は夏至よりも少し前が日の出は1年で一番早く、夏至よりも少し後が日の入りが1年で一番遅いそう。1日24時間は1年中変わらないものの、明るい時間が長いというのは少し得した気持ちになりますね。

紫陽花(アジサイ)という名前は、「青い花が集まって咲く様子」を表す「集まる(あつ)」と「真藍(さあい=濃い青)」の「さい」が組み合わさったことに由来します。

別名「七変化」とも呼ばれる通り、土壌の酸度(pH)や時間の経過によって花の色が次々と変わるのが特徴です。土が酸性なら「青色」、アルカリ性〜中性なら「赤色(ピンク色)」に変化するのは、土の中のアルミニウムを根から吸収して色素と反応するためです。また、咲き進むにつれて色素が分解されると緑色が混ざり、徐々に深みのある色合いへと移り変わっていきます。

ハート型の紫陽花を見つけました。是非安間家で探してみてください♡

Seasonal Reflections on "Geshi" at the Anma-ke Samurai Museum

What is "Geshi"? Following Boshu (Grain in Ear), we welcome Geshi (the Summer Solstice), the tenth solar term. This is the time of year with the longest period of daylight and the shortest night. From this point forward, the heat will intensify day by day as we head into the height of summer.

In Tamba-Sasayama, the sun rises just before 4:30 AM and sets around 7:00 PM during this season. Although June brings the gloomy, humid days of the peak rainy season (Tsuyu), the long hours of daylight give us a subtle sense of abundance and brightness.

The Japanese word for hydrangea, Ajisai, comes from a combination of Atsu ("to gather") and Saai ("true indigo"), meaning "a gathering of blue flowers."

Often called Shichi-henge (the Seven Transformations), they turn blue in acidic soil and red or pink in alkaline-to-neutral soil, a result of the roots absorbing aluminum and reacting with the flower's pigments. As the blossoms age, the pigments break down and blend with green tones, creating deep, mature hues.

#武家屋敷安間家史料館 #安間家歳時記 #二十四節気 #丹波篠山 #旧暦のある暮らし

[安間家歳時記] 第五回  二十四節気【芒種(ぼうしゅ) 】新暦 六月六日~六月二十日頃旧暦  卯月(うづき)四月二十一日~皐月(さつき)五月六日頃6月に入り1週間が過ぎました。前回の小満の入りの頃は山々の木々や草木が青々と輝き、お天気のよ...
07/06/2026

[安間家歳時記] 第五回  二十四節気【芒種(ぼうしゅ) 】
新暦 六月六日~六月二十日頃
旧暦 卯月(うづき)四月二十一日~皐月(さつき)五月六日頃

6月に入り1週間が過ぎました。前回の小満の入りの頃は山々の木々や草木が青々と輝き、お天気のよい青空が広がっていましたが、それから2週間が経過し、すっかり梅雨空が広がっています。北陸、東北を除く地方で全国的な梅雨入りとなりました。

一年を二十四等分した二十四節気は立春を始まりとします。一番目の立春、二番目の雨水(うすい)、三番目の啓蟄(けいちつ)、四番目の春分、五番目の清明(せいめい)、六番目の「穀雨(こくう)」、七番目の「立夏(りっか)」、八番目の「小満(しょうまん
)」が過ぎ、昨日からは「芒種(ぼうしゅ)」の時季となります。

芒種とは、稲や麦など穂が出る植物の種をまく頃のこと。稲の穂先にある針のような突起を「芒(のぎ)」といいます。

武家屋敷安間家史料館でも、前回は青梅だった梅が黄色く色づいています。前回はつぼみだった紫陽花も花弁が開き薄く色づいてきました。たった2週間でも植物たちは少しずつ成長し季節に沿って色づき始めています。江戸時代の人たちも庭の草花の彩りや熟した果実の香りから四季の移ろいを感じていたことでしょう。

武家屋敷安間家史料館の東側の庭に1輪だけ、ツユクサの花が咲いていました。ツユクサは「露草」と書き、その由来は朝露を帯びた草花であることや、朝に咲いた花が昼過ぎにはしぼんでしまう姿が朝露のようにはかないことから名付けられたとされています。また万葉集では「ツキクサ」と呼ばれていて、古くからこの青い花弁を布に擦り付けて衣服を染める染料として使われており、「着く草(染料がつく)」という意味から転じて「ツユクサ」になったとも言われています。ツユクサの青く澄んだ色素は水に溶けて流れる性質があるため、昔から友禅染の下絵を描くのに利用されているそうです。自然の植物の性質を観察、理解し、日々の生活に利用していた先人たち。AIが世界を変えつつある現代、今こそ私たちもそういう先人たちの知恵や生きる力を学ぶべきとき、見直すときであるかもしれませんね。

ぐずついた天気が続くと気分も滅入る方もいるかもしれませんが、雨は地面を潤し、植物たちを元気にしてくれます。水は私たち人間にも生きる上で欠かせないものであり、恵みの雨に感謝の気持ちを持ちながら、いのちの育みを観察するよい時間にしたいですね。
================================
Seasonal Reflections on "Sho-man" at the Anma-ke Samurai Museum

What is "Boshu"? (Grain in Ear) Following Sho-man, we enter the ninth solar term, Boshu. It marks the season for sowing the seeds of grains like rice and wheat that bear awns (the needle-like prickles on the tips).

The Scene at the Anma-ke Samurai Museum In just two weeks, the green plums have turned a warm yellow, and the hydrangeas are beginning to open and show their delicate colors.

The Story of the Asiatic Dayflower (Tsuyukusa) A single dayflower bloomed in the eastern garden. Known as "Dew Grass," its blossoms open in the morning and wither by afternoon. In ancient times, its blue pigment was used as a fabric dye, and it is still used today for drawing preliminary sketches in Yuzen dyeing.

#武家屋敷安間家史料館 #安間家歳時記 #二十四節気 #丹波篠山 #旧暦のある暮らし

03/06/2026
安間家歳時記] 第四回  二十四節気【小満(しょうまん) 】新暦 五月二十一日~六月五日頃旧暦  卯月(うづき)四月五日~四月二十日頃5月の大型連休も過ぎ、見渡す限りの山々の緑が美しい季節となりました。暦の上では前回の立夏からが夏。 日によ...
20/05/2026

安間家歳時記] 第四回  二十四節気【小満(しょうまん) 】
新暦 五月二十一日~六月五日頃
旧暦 卯月(うづき)四月五日~四月二十日頃

5月の大型連休も過ぎ、見渡す限りの山々の緑が美しい季節となりました。暦の上では前回の立夏からが夏。 日によっては汗ばむ日もあり、季節の移ろいのはやさを感じる毎日です。

一年を二十四等分した二十四節気は立春を始まりとします。一番目の立春、二番目の雨水(うすい)、三番目の啓蟄(けいちつ)、四番目の春分、五番目の清明(せいめい)、六番目の「穀雨(こくう)」、七番目の「立夏(りっか)」が過ぎ、本日からは「小満(しょうまん)」の時季となります。

小満とは、いのちがしだいに満ち満ちていくころのこと。草木も花々も鳥も虫も動物も人も、太陽の光を浴びてかがやく季節です。木々の葉っぱは益々色濃くなり、万物の成長する気があちらこちらで満ちていきます。

武家屋敷安間家史料館でも庭の木々、草花が日を浴びて生き生きとしています。蝶々や蜂たちが草花の上を飛び回り、鳥たちの鳴き声が空に響きます。かわいい梅の実も夏の訪れを感じますね。

シロツメクサは江戸時代末期、ヨーロッパから長崎まで船来品を運ぶ際、割れ物の中に乾燥したクローバーが詰められていて、そこからクローバーが「詰め草」と呼ばれるようになり、白い花が咲く詰め草が「シロツメクサ」と呼ばれるようになったそうです。

外来種であっても江戸時代にその名称の由来があるというのが面白いですね。

===========================
Seasonal Reflections on "Sho-man" at the Anma-ke Samurai Museum

What is "Sho-man"? Following Rikka (the Beginning of Summer), we enter the eighth solar term called Sho-man (Lesser Ripening). Sho-man signifies the time when life gradually fills to its brim. Swept in the sun's radiant light, everything—plants, flowers, birds, insects, and people—begins to brim with growth and energy. The leaves deepen their green, and the breath of life flourishes all around us.

The Scene at the Anma-ke Samurai Museum The museum's garden is alive and vibrant under the early summer sun, showcasing a beautiful harmony of nature:

Vibrant Flora and Fauna: Butterflies and bees dance over the blooming flowers, while the cheerful songs of birds echo through the sky.

Signs of the Coming Season: Tiny, charming green plums have begun to form on the branches, quietly whispering that summer has truly arrived.

The Tale of the White Clover (Shirotsumekusa) Interestingly, this season's white clover has a historical connection to the late Edo period:

Edo's Packaging Material: When imported goods were shipped from Europe to Nagasaki, dried clover was stuffed into the crates to protect fragile items.

The Origin of the Name: Because of this, clover came to be known as Tsumekusa (packing grass), and the variety with white blossoms was named Shirotsumekusa. It is fascinating to think that even this familiar wild flower carries a name rooted in the history of the Edo period.

#武家屋敷安間家史料館 #安間家歳時記 #二十四節気 #丹波篠山 #旧暦のある暮らし

住所

丹波篠山市北新町2/3
Sasayama-shi, Hyogo
669-2332

電話番号

079-552-4500

ウェブサイト

アラート

篠山城大書院(丹波篠山市4文化施設)がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

その団体に問い合わせをする

篠山城大書院(丹波篠山市4文化施設)にメッセージを送信:

ショートカット

共有する